11月22日(土)、港北地域学講座「外国人住民の声から学ぶ港北の今」(主催:港北区区民活動
支援センター)が開催されました。
テーマは「外国人住民の声から学ぶ港北の今 ~港北国際交流ラウンジ25年のあゆみ~」です。
ちょうど、港北ラウンジが今年25周年ということもあり、ボランティアの皆さんと共に、私たちが
25年間日々取り組んできたことをご紹介させていただく良い機会となりました。
一般で募った参加者の皆さんも、とても熱心に聞いてくださり、多文化共生への関心の高さが
うかがえました。
まず、横浜市に国際交流ラウンジが作られた背景(外国人住民の増加)と国際交流ラウンジの役割についてご説明しました。また、港北国際交流ラウンジでは実際にどのような事業を行っているのかをご紹介し、主力事業である「日本語教室」や「ニューカマー子どもの教室」については、ボランティアとして活動している方から詳しい説明と、活動を通して感じている思いややりがいについてもお話しいただきました。
外国人住民の本音トークコーナーでは、韓国・ベトナム・ギリシャ出身のスピーカーの方々から、自分の国の好きな場所と港北区の好きな場所、自分の国と違う習慣、日本で困ったこと・不安に感じたこと、など興味深い生の声を聞くことができました。外国人の方が日本のコミュニティで感じる難しさや不安の経験談は、意外にも「日本人同士でも同じように難しさを感じることがある」と共感の声が上がっていました。
また、やさしい日本語認定講師より、「やさしい日本語」で伝えることの大切さも学びました。
グループワークでは、今日の話を聞いて印象に残ったり共感したことを話し、外国人とともに暮らすために
自分に何ができるか、みんなと一緒に何ができるかを考えました。
今回の講座にご参加くださった方が、これから何らかの形で港北ラウンジの活動に関わっていきたいと思っていただけたら嬉しいです。
現在横浜市は総人口の28人に1人が外国人です。これからもっと、日本人と外国人がともに暮らしやすく
活動しやすい町づくりを目指して、私たちも活動していきたいと思います。










